理科：山頂の気温②

こんにちは。スタッフブログ土曜担当の大場です。

桜の開花宣言も出され、いよいよ春めいてきましたね🌸

エース学院では本日、春期講習初日の確認テストを行っております。

各学年の総まとめのテストです！

テストで弱点を探し、春期講習でしっかりと復習をして、

苦手を残さず自信をもって新学年に臨めるよう頑張りましょう！

さて、前回のブログの続きです。

前回まではこちら→理科：山頂の気温①

スイスへ訪れ、標高1034ｍのグリンデルワルトという街から、

さらにロープウェイに乗って標高2168ｍのフィルストへ！

ロープウェイと言っても、よくある５分程度のものでなく

約30分の道のりをぐんぐん登っていきます。

途中、経由駅も２つあるほど。

途中駅で降りてトレッキングを楽しんだり、

バギーのような乗り物で山を下るなど様々なアクティビティを楽しめます。

フィルストフライヤー(First Flyer)という、

ロープウェイの１駅分(800ｍ！)を滑車に吊るされて滑り下る恐怖のアトラクションも…。

我々は到着時刻が遅く、ロープウェイの停止時刻も迫っていたので断念しましたが、

時間があったとしても挑戦する勇気があったかどうか…💦

でも折角なので、もし次に機会があったらチャレンジしてみたいです！

さて、カウベルを鳴らしながら草を食む牛の群れを見下ろしながら上る事30分。

ビューポイントに到着です！

乗ってきたゴンドラも写っています。

前後２週間は天気が悪かったようですが、

この日は本当に良く晴れて山の稜線がとても綺麗に見えました✨

まるで絵葉書のような景色です！

山の斜面にせり出したフォトスポット。

絶景ですね…素敵な写真が撮れそうです。

足元はただの金網でなんとも頼りなく、足がすくむのでわたしは近寄りませんでした。

ここで、先週のおさらいです。

「100ｍ上がるごとに気温は約0.6℃下がる」

これを気温減率といいます。

フィルストは標高2168ｍですので、標高0ｍ地点と比べると

2168÷100×0.6＝約13℃

グリンデルワルトからフィルストで約1100ｍの標高差がありますので、

1100÷100×0.6＝約6.6℃

気温が下がる計算になります。

わたしが訪れたのは10月中旬で、

ジュネーヴで最高気温13℃、最低気温6℃くらいの気温です。

グリンデルワルトはそれよりも少し寒い印象。

そしてフィルストは、そこからロープウェイで30分上っただけで別世界で、

体感としては冷蔵庫の中のような感じでした！

吐く息も白く、足元には降雪の跡が見られます。

秋の服装ではとても寒かったです…！❅

ただ、知識として覚えた内容をこうして実際に自分自身で体感できるととても面白いですよね！

シリーズにはとても大事な知識がたくさん載っています。

それはただの紙の上の情報ではなく、身近な現象に繋がっているのです。

受験生にはどうしても机に向かってもらいたい気持ちもありますが、

家族でお出かけして様々な自然に触れるのもとてもいい勉強になります！

今の季節はぜひ、桜の花の様子を観察してみてください🌸

桜祭りなどに出かけられるのも楽しそうですよね！

それでは素敵な週末をお過ごしくださいませ。