理科:ベテルギウスが消える!?③爆発後の運命 - エース学院

理科:ベテルギウスが消える!?③爆発後の運命

こんにちは!スタッフブログ土曜担当の大場です。

来週の土曜日はもう7月という事実に恐れおののいております…!🍉

 

今週21日(水)夏至を迎え、1年の中でも最も日の長い季節となりましたね🌞

 

エース学院では、火曜より保護者面談も始まり、いよいよ夏期講習の準備期間に突入です!

今年度の夏期講習のお申し込みは、来週7/1(土)締め切りです

お早めのご提出にどうぞご協力を宜しくお願い致します。

(中学受験コース生は全員パックコースにご参加頂くため、お申込みは必要ございません。)

 

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さて、少し間が空いてしまいましたが、ベテルギウスについてのブログその3です

 

おさらいですが、まずその1(理科:ベテルギウスが消える!?①表面温度と星の寿命)では、

オリオン座の1等星・ベテルギウスの表面温度が低く、寿命が近い事をお話ししました。

 

そしてその2(理科:ベテルギウスが消える!?②超新星爆発!)では、

ベテルギウスの燃料が尽き、寿命を迎えると、

超新星爆発という大きな爆発が起きる事をお話ししました。

 

さて、本日は、超新星爆発が起きた後にベテルギウスが辿る運命をみていきましょう!

 

 

現在は寿命が近く、表面温度が低いためく光っているベテルギウス(左上)ですが、

超新星爆発を起こすと、急激に温度が上昇するため、まずからにその色が変化します!

 

爆発から数時間経つと、その明るさはどんどん増し、満月の100倍の明るさにもなり、

空に突然現れた明るい青い光に、誰もが気付く事となります!

 

その明るさは昼間でもはっきりと見られるほど

この状態が約3か月続くと予測されています。

太陽の他に明るい星がもう1つ見える空なんて、なかなか想像がつかないですよね!

 

そしてベテルギウスの残骸の周りを爆発の際に放出されたガスが取り巻き、数か月後には

温度がやがて下がっていく事によって徐々に青い光オレンジへと変化していきます。

 

4~5年後にはついにベテルギウスが肉眼では見ることができなくなり

古代ギリシャの時代から3000年もの間親しまれてきた狩人オリオンの右肩が

永遠に失われる事となるのです…。(左肩との説もあります。)

 

そして数百年後、ベテルギウスの残骸とガスは星雲と呼ばれる

ぼんやりした雲のような光となり、その残骸やガスがまた新しい星のもとになっていきます…。

 

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これがこれからベテルギウスが辿ろうとしている運命です!

 

どうですか?わくわくしてきませんか?

こんな大きな天体ショーが見られる機会は人の寿命から考えると滅多にありません!🌌

 

これがいつ見られるかというと、近いうち、という事だけは分かっているのですが、

はっきりとは超新星爆発の光が地球に届かない限りは分からないのです!

数年前から今か今かと言われ続けているのですが、いまだその光は届かず…。

わたしが生きているうちに見られるといいのですが…😢

 

さて、この世紀の天体ショーに、これまでも人類は何回か遭遇しています。

今から950年ほど前の超新星爆発を、実は日本の歴史上の人物が文献に残しているのです!

この話はとても面白くて、次回のブログで取り上げる予定ですのでぜひお楽しみに!

 

 

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の話でブログをだいぶひっぱっていますが、個人的に好きなものですみません…💦

ブログに書くとなるとやはり間違った情報を載せてはいけないと色々検索したり勉強が必要で、

いつにも増して更新に時間がかかってしまうのですが、

新しい知識が増えたり宇宙の画像を見たりするのがとても楽しいです

 

本日も面談にいらしたお母様に、

「キャンプに行った時に、塾で習ったを見つけて楽しんでいましたよ」

と聞いて、とても嬉しく思いました

 

これからもっともっと宇宙の面白さを知ってもらえる授業ができればと思います!

 

それでは今週も素敵な週末をお過ごしくださいませ

 

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